スピリチュアルな進化を促す天使からのエネルギー

セラフィム・ブループリント

セラフィムの優雅さをまとったとき
私たち人間の存在が地球を癒す

アトランティス時代、最高位の天使たち「セラフィム」が創造したヒーリング・システム【セラフィム・ブループリント】を現代に復活させたルース・レンドリーさん。彼女がもたらすスピリチュアルな進化を促す天使からのエネルギーは、半永久的に効果を発揮するそうです。80年代後半、日本で教鞭を執っていたという経歴の持ち主でもあるルースさんは、流暢な日本語交じりにセミナーで行われているイニシエーションの様子や、パートナーとの相性や適した職業が見えてくる個人セッション「スピリチュアル・リーディング」についてお話しくださいました。思わずこちらも微笑んでしまう、ルースさんの放つやわらかな空気と暖かさを感じてください。

私のクライアントの約95%が複数の魂を持つ方でした。
ところが、私のガイドによると、複数の魂を持つ人は
地球全体の10〜11%ぐらいしかいないというのです。

――ルースさんの個人セッションでは、相談者の「魂の才能」を見ていくそうですね。
ルース:私の個人セッションでは、ソウルオリジン(魂の起源)という、魂のアイデンティティーも見ていきます。魂というのは、最初、目的に沿った特定の場所でつくられたようなんです。たとえば3つの魂を持った人であれば、地球人と異星人、そして3つ目が天使的存在ということがあります。もし、ソウルオリジンという部分で、その人の魂のアイデンティティーを見つけられなければ、次に、魂のアーキタイプ(原型)から探すということをします。

――魂はひとつとは限らないのですか?
ルース:人間というのは、身体の中に複数の魂を持つことができるんです。私は最初、2つの魂を持って生まれました。そして、今は4つの魂を持っていると思います。ですので、多くの才能を持っているのでしょう。
私のところに来るクライアントの約95%が、複数の魂を持つ方でした。ところが、私のガイドに聞いたところ、この地球上で複数の魂を持つ人は10〜11%ぐらいしかいないというのです。ガイドにこの違いはどこからくるのか聞いたところ、田舎の方で生活する人は、ほとんどの場合ひとつの魂を持った人たちで、都市部に住む人は、社会から複雑さから複数の魂を持つことが多いようです。

――家族やパートナーの相性などもわかるのですか?
ルース:その方との過去世での接点を見たり、あるいは一度、魂同士が同じ肉体を共有したことがあるかを見ていきます。
以前から知っているような感覚を抱く人は、過去世で同じ肉体にいた可能性が高いんですよ。
ふたつの魂があって、まずひとつの過去世で身体を共有したことがあるという場合、魂同士が融合した形で存在しています。そういった形での過去世というのは、だいたい8回ぐらいまで転生できるんですね。でも、そのうちに片方がうんざりだと思うようになったり、疲れてしまうと次の転生では別々の身体に生まれることになるんです。別々の身体に生まれた魂同士が、別々の肉体を持って会いますと、2人はすでに同じメモリーバンクを共有していたわけですから、お互い前に知っていた者同士ということがすぐに分かります。ただ、片方が傷ついたまま、もう片方が罪悪感を持ったままでいると、人間関係のいろいろなことが起きてきます。

――恋愛関係ではどうでしょう?
ルース:お互い、すでによく知っていますので、すごく強い恋愛感情があったとしても、まるできょうだいのような感じになってしまうでしょうね。

――同じ肉体を持っていた魂同士の関係というのは、「ソウルメイト」と同じ意味合いなのでしょうか?
ルース:はい、そうですね。私は、ソウルメイトには4つの定義があると考えています。そのなかのひとつは、以前に別々の身体で出会っていたというもの。ふたつめが、過去世においてふたつの魂が身体を共有していた。3つめが、来世において別々の身体でまた会うであろうということ。そして4つめが来世で、ひとつの身体を共有するであろうというものなんです。

天使は肉体的、人間はスピリチュアルなレベルに
進化を遂げようとしていています。
そのギャップを閉じることで、
彼らとより深い関係を築けるでしょう

――「セラフィム・ブループリント」が、現在のようなシステムになるまでの経緯について教えてください。
ルース:天使からの情報を得たばかりのころは、あまりシステムの区別はついていませんでした。天使が私にエネルギーを与え続け、私は彼の言ったことを書きつづる……。そのような状態で、1年半の間に40〜50のイニシエーションを受けました。その情報を、天使が私に教えた順序に沿って多くの人にも伝えようと思ったのが、ワークショップを開催するようになったきっかけですね。

――ワークショップは、どのように展開されているのでしょうか?
ルース:現在は11個あるのですが、始めた当初は10あったメジャーなエネルギーパケットを2つずつ、5つのレベルに分けて伝えることから始めました。このエネルギーのパケットが「天使のソフトウエア」とすれば、まず、それをダウンロードするんですね。その次にオン/オフにできるソフトウエアをプログラムとして載せていきます。そのふたつを行った後、オン/オフできる方法をどのように活用するかということにフォーカスを当てていきます。オン/オフするには、特別な言葉を口にする必要はなく、ただ頭の中で考えるだけでよいのです。

――天使からのエネルギーは、ルースさんが受講生に送るのですか?
ルース:会場にセラフを呼び、彼にエネルギーを送ってもらうのです。そのエネルギーの一部はいつもオンになっていて、特別なことをしなくても機能するOSのようなものなんです。しかも、エネルギーはCD−ROMと違って永久的なもの。先ほど、エネルギーパケットと申しましたが、これはイニシエーションのことを指しています。その一つひとつのエネルギーのクオリティーは、とても精密で特有のものです。それらを、一人ひとりの身体にダウンロードして、各自が必要なときにプレーする。体内にエネルギーを取り入れていますから、再プレーするとき自分が天使になったような気分になれますよ。

――天使とは、どのようにコンタクトするのですか?
ルース:私は、超感覚的なサイキックですので、その能力を使って行います。たとえば、天使とコミュニケーションするためにペンジュラムを使ったり、大切な情報があれば瞬間的に私のマインドに天使がメッセージを伝えます。ほとんどの場合、体外にいるように感じる天使ですが、時々は体内にいるように思えます。でも、彼は私の個人的な天使というわけでもないんですよ。
今、セラフィム・ブループリントについての本を書いているのですが、その第1章で「ギャップを閉じる」というタイトルの一文があります。天使と人間のギャップを閉じていく、少なくしていくという内容です。天使たちは、肉体的レベルで進化を遂げようとしていて、私たち人間はスピリチュアルなレベルで進化を遂げようとしています。ですから、彼らとコンタクトする過程で感じるギャップを、私たち人間は閉じていくと、より深い関係を築けるのです。

ルースさんの個人セッション
「スピリチュアル・リーディング」について
ルース・レンドリーさんの個人セッションでは、まず生年月日をお伝えください。すると、ルースさんはオーラチェックとクリアリングを行い、魂の起源やアーキタイプ(元型)を見ていきます。「マルチプル・ソウル」といって、ひとりの身体に複数の魂が宿っているケースがあるそうです。たとえば、生まれてからある年齢まで単独の魂だったのが、途中からさまざまな理由で、別の魂が新たに加わるというものです。その場合、表面に出てくる魂は2年ごとに代わるので、その時期によって性格も変化するとか。複数の魂を持つ方の場合、そのことを知ることで、より自分のことや人との関わり方などを理解することができるでしょう。
魂の才能を知ることは、なにかを選択をするときの参考になったり、現在のパートナーとの相性を探ることもできます。家族など身近な人との過去世での関係、職場での人間関係の悩みについてなど、あなたの気になることを何でもルースさんに尋ねてみてください。

スピリチュアルな成長のためのシステム
「セラフィム・ブループリント」
「一つひとつのパッケージにはテーマがあり、レベル1がヒーリングです。スピリチュアルな意味で進化する以前に、ほとんどの人というのは身体のヒーリングと、そしてマインドのヒーリングが必要です。家を建てるときに、基盤をしっかりしてから家を建てることと一緒ですね。まず身体のヒーリングを行い、次に感情的なヒーリング、それがレベル1です。
レベル2は、カルマの責任をもっと取る、そしてカルマの制限をもっと広くしていくことにフォーカスします。今世に持ってきた制限の殻を破っていくということですね。
レベル3は、持っている願望を満たすという内容になっています。でも、それは個人的な願望だけではなく、宇宙全体としての願望を満たすということです。 レベル4というのは、宇宙レベル、そして太陽系レベル、でのスピードの変化に、肉体レベルを調整していきます。人間の肉体というのは、そういったスピードや変化に追いつけるような状態ではないので、それに合うように身体のレベルを持っていって、宇宙船に乗れるだけの状態をつくります。
そしてレベル5は、地球に癒しを返す。このレベルにいくまでには、私たちの身体というのは地球にヒーリングを与え、返すだけ強くなっています。
レベル6というのはセラフィムの優雅さとユニオン(統合性)です。このレベルの前半は美しさについて、後半がソースとの一体感ですね。私たちは、すべて源(ソース)に帰っていくということを目的としていますので、そういうことができるようなエネルギーを使います(ルース)」

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