太陽との出会い

私たち一人ひとりが「太陽」であることを思い出し、それらの太陽が集まることで、ひとつの大きな「太陽」が生まれていく。

≪ジュディス・カーペンターさん≫
オーストラリア出身。米国や日本をはじめとした世界各国でヒーリング活動を行ってきた。各国の新聞、テレビ、雑誌などに数多く出演し、抜群のサイキック能力をいかし身元不明人の捜査にも協力してきた。その彼女のもつ卓越したサイキック能力は、これまで世界的に有名な研究機関で探究されてきた。

 世界的なヒーラー、ジュディス・カーペンターを特徴づけるのは、卓越したサイキック能力、サイキックなワークへの誠実さ、奉仕、人々を引きつけてやまない目です。オーストラリアのタスマニア島の美しい自然の中で暮らし、世界各国を旅しながら彼女は多くの人にヒーリングをしています。そして神からの啓示(Knowing)を受けた約束の地に、その場所にふさわしい聖石を納め、それぞれの地をつないでいくという使命をもっています。

 これまでジュディスはダライ・ラマを始め、ホピ族の長老マーティン・ガシュイマやフィリピンの聖なる山を守る山守の女性など、さまざまな人に石を渡してきました。
 ある日、彼女が世界地図を広げていると、「次に、石を納めるのは、この島(日本)のどこかの聖地である」との神示がやって来たのです。それは日本の九州だったのです。
 ダライ・ラマに渡した「聖母の石」、ホピ族の長老の「昇る太陽の石」、そしてこの「太陽の石」と名づけられた石を、九州のどこかに納める使命をジュディスは受けたのです。そして数々のシンクロニシティに導かれ、ジュディスは幣立神宮へとたどり着きます。

幣立神宮とは?
 幣立神宮は九州のへそに位置する、高天原神話発祥の地です。太古の昔から世界人類の祖神を祀ったとされています。そして、これを実証する数々の証の一つとして「五色神面」と呼ばれる、世界人種の祖神を形どった木製の彫像面が奉納されています。
 この五色神面の五色とは、世界の五大人種の肌の色を表したもので、その起源とされているのが、黄人(アジア系)です。そして、その後彼らの子孫が世界各地に広がり、その風土や気候などに影響を受け、赤人(ネイティブ・アメリカン)、青人(アジア南部)、白人(白人系)、黒人(黒人系)へと派生したといわれています。
 また、古代エジプト、ユダヤ人(一説ではモーゼ)によって運ばれた「水の玉」も奉納されています。幣立神宮は世界の霊的中枢、神々が降臨した高天原であるともいわれているのです。ちなみにこの「ヘイタテ」とは、ホピ族の言葉で、「扉を開ける」という意味があるそうです。
 ジュディスは10歳の時、いろんなお面が出てくるビジョンを見たことがあるそうです。そのお面は赤・黒・黄・白・青と様々でした。そのお面は世界各地からある所に集まり、セレモニーをするだろう、とそのビジョンは告げていました。それから何十年も経ったのち、彼女はそのセレモニーの地、幣立神宮と出会ったのです。

5年に一度の大祭に参加するチャンス
――世界平和の祈り

 五色神祭とは、世界の人類を大きく五色に大別し、その代表の神々が「根源の神」の広間に集まって地球の安泰と人類の幸福・弥栄、世界の平和を祈る儀式です。この祭典は、幣立神宮(日の宮)で行われている世界でも唯一の祭典です!!! 儀式で使われる五色神面は五大陸を表します。不思議なことに、世界的な霊能力者や、太古からの伝統的儀式を受け継いでいる民族のリーダー(ネイティブ・アメリカン、アボリジニ、アイヌ、ケルト、エスキモー、日本人も含め)もこの幣立神宮の五色神祭に参加していたそうです。

ジュディスは1995年8月23日に参加した時の体験をこう語っています。
 「神の(宇宙)愛は、五色神祭の式典の間、そのあともずっとあふれていました。このときの非常に深い霊的な体験は、言葉で十分に表すことはできません。はたして、現代社会において幣立神宮で私が体験したような、いにしえからの真理を、他のどこで体験することができるでしょう。まさしく地球の宝、天からの贈り物が幣立神宮ここにあることを忘れてはなりません。これを普通の言葉に置き換えるならば『垣根を取り払い、一つとなった無条件の愛』とよんでもよいのではないでしょうか。その愛の波動がすべての人を平等に包み、支え、さらには肌の色を超えて、人種間の紛争も超え、世界に広がっていくのです」

今年は、5年に一度の大祭の年です。リトリート参加者で希望者はみな、ジュディスと共にこの特別な大祭に参加することができます。「すべてはひとつ」の志を同じくする人々、この文章を読んで、何か魂に響くもののある人は、ぜひこのお祭りに参列なさってみてください。

幣立神宮のでのリトリート 2005年8月21日、22日
(五色神祭の大祭は8月23日)

幼少時からの卓越したサイキック能力
 幼い頃から彼女にはスピリットの世界が見えていました。大好きだった祖母が亡くなったとき、ジュディスにだけ亡くなった祖母が微笑んでいるのが見えたそうです。小学校5年生の時の担任は、ジュディスを教壇の前に立たせ、目を見つめてからその日の授業をはじめたそうです。「なんだかあなたの目を見てからでないと、一日がはじめられないような気がするの」と先生は言ったのです。今でもジュディスの目からは、肉眼でもわかるような光が出ています。
 高校時代に入ってからもその能力は変わらず、地理や文化を調べる課題があったとき、ジュディスは土地とそこに暮らす人々に意識の焦点を合わせるというやり方で課題に取り組みました。教科書や参考書を調べたり、引用する必要はまったくありませんでした。インカ文明について調べたときは、きわめて詳細に当時の暮らしについてどんどんストーリーを積み重ね、学校の課題を仕上げました。インカ文明においてイニシエーションを受ける人(秘儀参入者)が聖なる谷で裸足で行う長い旅について説明したのです。学校の先生たちは誰も知り得ない情報について、自信を持って語るジュディスに大変困惑したそうです。

太陽の石との出会い
 ジュディスは、ある日家の近くの浜辺で、手のひらサイズの楕円形をした石を見つけました。くわしく見ると、石の表面に何かはっきりした模様が浮かび上がっているのがわかりました。その模様は日が昇るときの光景を思わせました。模様のある部分は他よりもずっと色が濃く、浮き出たように見えました。彼女はこのシンボルを以前から「知っている」という気がしました。それは、これまでの知識というよりも、他の転生からの記憶のように感じられ、とてもなつかしく感じたものです。
 石を見つけてから数週間後、例のエネルギースポットをもう一度訪ねなくてはならないという衝動にジュディスは襲われました。頭の中では「もう一つの太陽の石が見つかるかもしれない」という思いが駆け巡っていたのですが、結局二つ目の太陽の石は見つかりませんでした。しかし、一つの石に足をとられ、コロコロと転がったその石を拾い上げてみると、今度は聖母マリアの形をしていて、ベールさえもはっきりとわかるものでした。それから数年間、彼女はこの2つの石を大切に持っていました。

石をつないでいく運命
 そのうち瞑想に入るたびに、ダライ・ラマと一人のネイティブ・アメリカンの顔が現れるようになったのです。そして、いつかこの石はこの2人にあげることになるのだろうと感じていました。
 しかし、数年後ダライ・ラマがオーストラリアを訪問したとき、その訪問先に彼女が住むタスマニアが含まれていたのです。ダライ・ラマがタスマニアを去る当日、ジュディスは空港に行き、他の人たちが立っている場所の反対側で、彼が来るのを待ちました。他の人に「どうしてそちら側に立ってるんですか? ダライ・ラマはこちらをお通りになるんですよ」と言われても、ジュディスはその場を動きませんでした。直感が今自分がいる場所が正しいと告げていたのです。そして、その直感は正しかったのです。ダライ・ラマは群衆とは離れてまっすぐジュディスの方向に歩いてきたのです。目の前に立ち止まった彼は、彼女の手を長い間握ってくれました。そして手にしていた石を彼に渡しました。

 そしてもう一つの太陽の石はアリゾナのホピ族の長老の手へと渡りました。ホピ族の住む場所も知らなかったのに、いざフェニックスの空港にたどり着くと、不思議な偶然が彼女を導き、長老と会い、石を渡すことができたのです。ジュディスはそれまで何年もの間、太陽の石を本当に宝物にしていました。だから石を渡したとき、自分の一部を差し出したような気持ちがしたといいます。そして、石に向かって「私があなたをここに置いていっても、どうか寂しがらないで」と話しかけそうになったほどです。その石が大切にされることを祈りながら、この日、彼女は宇宙の真理を学んだそうです。

「私たちは何も所有していない(We own nothing)ということを」

ユニバーサル・サイン(宇宙からのサイン)
 ジュディスは石をつないでいく旅に出るとき、幣立神宮へと導かれて行くプロセスにおいて、いつも宇宙からのサインに従って行動していました。宇宙からのサインに気づきましょう。ユニバーサル・サインだとはっきりわかる場合も、象徴的に現れる場合もあります。
ラジオ 何か悩んだり、答えを見つけようとしているとき、ラジオをつけてみてください。そのとき、流れてくる曲の歌詞のなかに、あなたへのとても大事なメッセージが含まれているはずです。
電話 人生上の問題を考えているとき、電話が答えてくれることがあります。電話をかけてきた人の言葉の中に、あなたの悩んでいることにあてはまるメッセージが入っていることがあるのです。
何か問題をかかえているとき、羽が現れたら(実際に道に羽が落ちているとか、前からきた人のTシャツに羽の絵が描いてあったりなど)、それは「イエス」のしるしです。これはとても役に立ちます。

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