- スタッフ
- 江本先生は波動の第一人者として、これまで日本をリードしてこられました。
江本先生と波動との出会いについて教えてください。
- 江本勝(以下、江本)
- 1980年代終わりに、波動を測定する器械と出会ったことがきっかけで、私は波動の存在に深く魅入られ本格的な研究を始めました。測定器を使えば、それまでは感覚的なものでしかなかった波動の共鳴度を数値化することができます。そのすばらしい性能のおかげで、波動と人間、波動と世界の関係について、実に多くの考察を得ることができました。波動は目には見えませんが、世界の成り立ちを考える上で、欠かすことの出来ないものです。また、私たち人間がすこやかな体で幸せに暮らしていくためには、波動を学ぶことが非常に大きな助けになります。そのような新しい波動理論を雑誌や書籍で発表したところ、すぐに大きな反響を呼びました。同時に、数千例にも及ぶ波動測定器を使ったカウンセリングでも、めざましい結果を残すことができました。
- スタッフ
- 音楽や言葉の波動をとらえた水の結晶写真が、世界中で話題になりました。
どのような経緯で結晶写真を撮ろうと思われたのですか?
水は、与えられた情報をそのまま記憶する
という性質を持っている。
そして私たちは水からできている。
- 江本
- 目に見えない波動をすべての人に見える形で表現できないものかと考えていた時に、雪の結晶からヒントを得て、水を凍らせて写真を撮ることを思いついたのです。水は地球上でもとても特別な物質で、与えられた情報をそのまま記憶するという性質を持っています。ですから、美しい言葉や音楽を与えた水は美しい結晶を結びます。実際に結晶の写真が撮れるまでは大変苦労をしましたが、撮影技術を確立してからは、予想通り、いえ予想以上の実験結果が得られています。体の7割が水であることはご存じの方も多いと思います。水の結晶写真は、水である私たちにも、美しくポジティブな波動を与えることが重要だということを教えてくれました。
- スタッフ
- 波動とは何かについて、簡単にご説明いただけますか?
- 江本
- すべての物質は固有の振動を発しています。これが波動です。これは、量子力学の世界ではすでに常識となっています。どんな物も素粒子レベルまで小さく分析してみていくと、微細な振動を出しているのです。もちろん、肉体感覚では感じることができません。しかし、私たちは「気」や「エネルギー」という形で、無意識のうちに人や物の波動を感じているんですよ。今回の本を読んでいただくと、波動がどのようにして私たちの日常に影響を及ぼしているか、よくわかっていただけると思います。
- スタッフ
- 波動は、私たちの生活に深く関わっているのですね。波動を上手に使うコツを教えてください。
目に見えない波動の共鳴は、神様からの贈り物。
- 江本
- 波動には「共鳴の法則」という大事な法則があります。これは、同じ波動を発する物同士は、共に影響を与えあい共鳴しあうという法則です。この法則を理解すると、体に摂り入れる水や食べ物、発する言葉、すべてにおいて、どんな選択をすればいいか自然にわかってきます。波動は、眠っている潜在能力を呼び起こし、より楽しく生きていくためのすばらしいツールです。ただ、頭で理解するだけでなく、ぜひ日常に生かして人生を豊かにする道具として使っていただきたいと思います。
江本勝(えもと まさる)
1943年横浜市生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。
OFFICE MASARUEMOTO代表。水の伝導師。